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小学校受験では、大きく分けてお子様向けの課題と保護者向けの課題の2つに考えられます。
お子様向けでは、さらに”ペーパーテスト”とノンペーパー領域の”行動観察テスト”の2つに分かれます。
まず、ペーパーテストというのは、主にプリントを使用して
・数量
・言語・常識・記憶
・図形
・推理
といった分野の問題を実際に解くテストのことを言います。
中学受験以降のテストと比べると、幼児が自ら「文字」を読んで解くのではなく、試験官が読み上げる問題(又は音声)を正確に聴き取り考え解答するという部分が大きく異なります。
※一部の小学校で文字を読んで解くケースもあります。
したがって、小学校受験におけるペーパーテストで重要なことは、
(×)「文字がスラスラ読めること」ではなく
(○)「日本語を1回で正しく聴き取り、理解し、解く」力ということになります。
また、ペーパーを使わない行動観察テストでは、絵画や制作、体操、集団活動、発表などが出題されます。
この際も、やはり試験官の”指示”をしっかりと聴き取り、自己表現に繋げたり、他者との円滑なコミュニケーション力や協調性・リーダーシップ力・問題解決能力など様々な力を必要とする課題が出題されます。
この「行動観察テスト」というテスト形式は、小学校受験特有のものとなり、「絵が描ければ良いのか?」「一体何が問われているのか?」「幼児だから遊んでいれば良いのか?」等、多くの方が誤解しやすいポイントとなります。
わざわざペーパーテストだけでなく、行動観察テストを設けている理由を考えてみると、各小学校が求める「入学後の生徒像」というものが見えてきますし、学校側が生命線に考えるテストの1つになります。
この行動観察分野の”指導の善し悪し”で、実は難関校の合否が決まると言われているのは、このためです。
>>行動観察の記事は別ページよりご覧ください
一方保護者向けの課題については、願書や面接の準備が必要となります。
特に、ご家庭の教育方針や志望理由を細かく願書や面接を通して学校側が判断する点が、他の一般的な受験(中学受験〜大学受験)と異なる点です。
このように小学校受験では、単にペーパーのお勉強だけをすれば良いのではなく、お子様向けの様々な課題習得はもちろん、保護者向けの課題も含めてトータルなサポートが必要となるということがお分かりいただけると思います。